ショッピングモール内の出店は難しい?その手順とは

メリットを理解してショッピングモール内への出店を目指しましょう!

SCとは

ショッピングセンターの略で、複数の小売店舗や飲食店、美容院、旅行代理店などサービス業の店舗が入る商業施設のことです。特に規模の大きなものは、ショッピングモールと呼ばれています。路面店のような単独出店と比べ、集客力が高く、駐車場などを共用できることになります。また、開発業者が建物を所有する場合では、店舗の初期投資を軽減することが可能となります。

SCの種類と定義

SCとは施設を指すのか、どのような種類があるのかを知っておきましょう。

ショッピングモール

百貨店やGMSなど、大型の小売店をキーテナントとして複数の専門店が集積した商業施設です。

複合型SC

専門店以外に住宅やホテル、オフィス、レジャー施設などが入ったショッピングセンターです。

ファッションビル

主にファッションの専門店が中心に入った施設を指します。

地下街

駅などの地下に専門店が集まっている場所です。

アウトレット

ブランドのアウトレットを販売する店舗が集まりひとつの街のようなつくりとなっている施設です。

ショッピングモールに飲食店を出店するメリット

集客力が高い

一番大きなメリットといえるのが集客力の高さといえます。ショッピングモールの中には衣料品店をはじめ、飲食店、映画館、ドラックストアなどさまざまな専門店が入っています。購買意欲の高い多くの人が比較的長い時間滞在します。ショッピングモール内で過ごす中で、食事を済ませるという人たちも少なくないのです。

天候に左右されにくい

飲食店に限らず、路面店は悪天候の日は客足が落ち、天候に左右されやすい環境です。しかしショッピングモールは、一度中に入ってしまえば、天候を気にすることなく楽しめるため、極端に客足がおちることは考えにくいとされています。むしろ悪天候の日の屋外は選択肢が少なくなるため、屋内で快適に過ごせるショッピングモールに足を運ぶひとが多いとされています。

広告費・宣伝費がおさえられる

プロモーション活動を商業施設の運営側がおこなってくれる点も大きなメリットです。ショッピングモールでは、さまざまな媒体を使ってプロモーションを実施しています。店舗側が、集客のために広告をだしたり宣伝する負担を減らすことができ、それらの費用を抑えることにつながります。

商業施設への出店が実績になる

大型商業施設に入居している場合はその施設自体に知名があり、そこで出店したということは知名度が保証されたことになります。

商業施設への出店は、誰でも可能なわけではありません。施設側の審査を通り、出店を許可されたということが実績となります。そのような実績は今後の店舗展開にも有効となるのです。

小規模飲食店でもショッピングモールに出店できる?

個人や小規模飲食店の場合、ショッピングセンターや大手商業施設の中に出店は難しいと考えることがあるのではないでしょうか。近年はひと昔前と比較すると小規模飲食店でもショッピングモール内に出店しやすくなっている傾向があります。

ショッピングモール側からすると、閉店や新規オープンを繰り返していると、テナントに空白の期間ができてしまい、その間の売り上げがなくなってしまうため、人気であることはもちろんのこと、安定した売り上げをあげることができる店舗を採用したいという考えがあります。

しかしそれは、数あるショッピングモールがほとんど似たような顔ぶれになってしまうことにつながります。

足を運ぶひとたちは変わり映えしないショッピングモールにはこなくなってしまう場合もあります。そのため近年は他との差別化を重視する方向へと転換しつつあり、個人や小規模飲食店の出店がしやすくなっているのです。また、多くの商業施設はテーマやコンセプトを持っています。場合によっては商業施設にあった、店舗戦略が、より多くの集客につながるということになります。

ショッピングモール内に出店する手順

ショッピングモール内への出店が可能なことがわかったところで、その手順を把握していきます。

1.テナントを探す

まずは店舗がはいるためのテナント探しから始めることになります。実際にショッピングモールに行き、空きテナントを探す方法もありますが、「商業施設 テナント」などのキーワードでインターネットを使って検索してみましょう。全国の商業施設の空きテナントを探せる検索サイトが、いくつか出てきます。

2.問い合わせ

気になるショッピングモールが見つかったら問い合わせです。出店規約や規則、出店後の制約を確認しましょう。思わぬ制約が店舗運営に大きな影響を及ぼす場合もあるので、不明な点がないよう細かい部分まで聞いておくことがポイントです。

3.出店申し込み

出店条件を確認し、納得したうえで問題がなければ、出店の申し込みという流れになります。商業施設によっては、審査のための資料を要求される場合もあるため、店舗に関する資料をあらかじめ準備しておくといいでしょう。

4.審査

ショッピングモールなどへの出店ではテナント料を支払うことになります。施設側から安定した売上が見込めるか、経営基盤はしっかりしているか、などの審査がおこなわれます。審査に通ると出店する許可が出されることになります。

契約、出店準備

施設側から出店要請があれば正式に契約を結びます。資金調達や工事業者選び、チラシやSNSでの宣伝などを同時におこない、オープンに間に合うように準備を進めていくことになります。

まとめ

ショッピングモール内の出店は多くのメリットがあることから非常に人気があり、空き物件やテナント募集があればすぐに埋まってしまう場合がほとんどです。常にアンテナを張り、そのような情報を逃さないようにすることが重要です。

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