悪質な店舗内装業者に要注意!失敗しないために注意するべき内装業者の特徴を紹介します。
店舗内装業者の実態
店舗の内装工事では業者によって費用が大きく変わります。もちろん、デザインや、店舗の広さなども費用に関係しますが、それとは別に適正な工事費用ではない高額な請求するような内装業者がいます。店舗の開業や移転において、内装工事費はその大部分を占め、数百万円単位のお金が動くことになります。
また、見えない部分の手抜き工事などをおこなう業者もあり、それらは悪質な内装業者であったことを工事が完了してから気付くこともあります。
内装工事が高くなってしまう原因として、悪質な業者による過度な請求あるかもしれません。
注意したい内装業者の特徴
いわゆる悪質といわれる業者はどの業界にもいるもので、内装業者もそれは同じです。そこで注意するべき内装業者の特徴をおさえて、店舗内装の際には業者を選ぶポイントとして気を付けておきましょう。
ホームページがない
悪質な内装業者は、会社名や所在地を隠したがる傾向があり、ホームページが存在しないケースが多くみられます。ネット社会といわれる現代では、ホームページがない、または簡素すぎるような業者はまず危険視し、慎重に検討するべきポイントです。また、急な訪問で内装工事の営業をしてくるような業者もあります。そのような場合にもやはり、ホームページの有無を確認することをおすすめします。
極端な値引きをする内装業者
飲食店や店舗の内装工事は、材料などを調整することで手抜き工事ができてしまいます。予算以上になってしまった場合に、極端な値下げをするような業者は手抜き工事を考えている可能性があるかもしれません。実際に内装工事で見えない部分を手抜き工事されたとしても、専門的な知識がなければ気付くことができません。予算内で可能な工事内容を勧めてくるのが通常であることを覚えておきましょう。
見積書の内容があいまい
どの工事にどれだけの費用がかかっているのか、細かい部分の内訳が記載されていない見積書などは信用できません。不明点を質問してもあいまいに対応するような業者は避けるべきといえます。
書面での契約を交わさない
契約書は後々さまざまな情報を得るために必要なものです。当初の見積書よりもはるかに多い金額を請求されることがないように必ず書面で契約を締結するべきです。また契約書では保障なども含め、すべての項目をよくチェックするようにしましょう。
他社デザインを使用する
例に挙げたデザインをそのまま使用して工事を進めようとする業者は要注意です。デザインには著作権などもあり、勝手に使用することは禁じられています。
現場を確認しない
実際に工事をするうえで、現場に足を運び店舗がどのような状態であるのかを確認することで適切な費用を提示することができます。つまり、現場をみることなく見積もりを出すということは、正確な価格ではないということになります。あとから、追加工事費用を請求される可能性も考えられます。
やり直さない
依頼者からのやり直しを拒否したり、追加費用を請求する場合は内装業者が悪質であった可能性が高いでしょう。
なぜ内装業者選びが重要なの?
内装工事をで失敗しないためには内装業者選びが重要となります。信頼できる業者に依頼することが一番ですが、全国には実に多くの内装業者があり、その中には残念ながら悪質な業者も存在しています。質の悪い業者に内装工事を依頼してしまうと、さまざまなトラブルに巻き込まれる可能性が高くなります。それらを事前に避けるためにも内装業者は慎重に選ぶ必要があるのです。
業者によって費用が異なる
内装工事業者は同じ依頼内容でも業者によってそれぞれ料金が大きく異なります。さまざまな業者から見積もりをとることで、希望の工事内容が予算内でできるとこをみつけることができます。後々、もっと内装工事費用を抑えられたかもしれない…と後悔することにならないためにも、慎重に選ぶことが必要です。
業者によって工事内容に差が出る
内装業者は数多くありますが、どこでも同じような知識をもち、技術があるとは限りません。内装業者によって得意としている工事内容は違い、もっている知識や技術力も変わってくるのです。自店舗のコンセプトや業種をふまえた上で、それらの工事を得意とする内装業者を選ぶことで満足のいく内装を実現することにつながります。
良心的な内装業者の選び方
よい内装業者を見極めるポイントには下記のようなものがあります。
店舗内装工事の施工実績が豊富である
内装業者がこれまでにどれくらいの内装工事をおこなってきたかという実績は、多くの経験があるということになります。知識や技術によってさまざまな判断が必要なときに有効となります。
店舗内装を専門としている業者である
内装業者がこれまでにどのような業種の工事をおこなってきたかで、どのような業種を専門としているのかがわかります。過去の事例などをもとに多くのアイディアを持っている可能性があり、安心して任せることができるでしょう。
事前に予算や売上、利益などを考慮した見積もりをだしてくれる
あらかじめ、内装工事にかけられる予算はもちろんのこと、営業が始まってからの売り上げや利益などを考慮した見積もりだしてくれる業者は、良心的といえます。
依頼主の希望をできる限り実現しようという努力がみられる
依頼主の話をよく聞き、意図をくみ取り、できるだけ希望に沿った工事をおこなおうとしてくれる業者は信頼に値します。内装工事は高額なものなので、綿密な打ち合わせが非常に大事だからです。
追加工事、予算オーバーを勝手におこなわない
万が一の追加工事、予算オーバーの予兆がある場合には、あらかじめ相談や確認、承諾を得るなど、勝手に工事を進めないことは重要です。
担当者の対応がしっかりしている
真摯な対応として、現場調査があること、親身な打ち合わせ、しつこい営業をしない、対面での接客態度などがあげられます。きめ細やかな対応をしてくれる内装業者は信頼することができます。
まとめ
内装工事を成功させるためには、慎重に業者選びを行うことが大切です。悪質と考えられる業者の特徴をしっかり把握して慎重な内装業者選びをしましょう。 内装工事には分離発注と一括発注がありますが、1社で完結できる一括発注の業者では、工事期間の短縮、また費用の削減、スムーズな作業が可能となります。