ロゴ、看板、繁盛する飲食店の共通するデザインとは

人気飲食店の看板やロゴにはどんな秘密があるのでしょう。共通するデザインについて解説します。

看板やロゴの重要性

飲食店の看板やロゴは何気なく生活の中に馴染んで存在していますが、それらには色や形、文字のサイズ、デザイン性にこだわっているものが多くあります。

ポイントをおさえることで集客率をアップすることができるのが看板やロゴの役割ともいえます。飲食店において、なんのお店なのかをわかりやすく表現することができ、それらをSNSやWebサイと連動させることで集客に大きく貢献することができます。看板やロゴのデザインは店舗の外観や第一印象となるだけでなく、店舗の雰囲気までも左右する重要な要素ともなるため力を入れるポイントでもあります。大事なお店の象徴となるからこそ、きちんと考えて作り上げていきましょう。

リアルな体験談や評価を事前に知っておくことで失敗のないお店選びをおこなう今日、それらの情報と主に言葉や文字によるものであります。そのような情報を人は左脳で受け取り論理的に判断することが多いようです。しかし看板やロゴマークは、視覚的な情報であり、空間的な認識力がすぐれている右脳を刺激します。

視覚的な情報を総合的に支配し、イメージ力や記憶力、想像力などを駆り立てる役目を果たしてくれます。また視覚や聴覚、嗅覚、触覚、味覚の五感にも関係し、さまざまな感情をコントロールをするため、文字や言葉をそのまま覚えるよりも、絵や写真など画像としてとらえるほうが認識しやすく、記憶に残りやすいという性質があります。つまり飲食店や商品にとって看板やロゴは確かなメリットをもたらしてくれるのです。

店舗の存在を知らせる

看板においては、そこに店舗があることを知らせてくれます。数多くの飲食店が立ち並ぶ中で、興味を持ったお客さんをお店の入り口まで誘導する役割もあり、入店につながる可能性を高めます。

店舗のイメージが伝わりやすい

ロゴや看板の多くは、主に店名とシンボルマークを組み合わせた、ひとつのビジュアルとして構成されているものが多くみられます。店舗の雰囲気やメニュー、味、サービスといったものと同時に、看板やロゴを記憶することいったメリットがあります。

店舗のブランディング

アップル社と聞けば、iPhoneとあのアップルマークが思い浮かぶことでしょう。メニュー内容や雰囲気とともに看板やロゴによって、イメージをつくりあげることができ、集客に繋がりやすい環境を作り出すことができます。また来店した人たちが店内の様子や看板、ロゴの写真を撮り、SNSに投稿するようなことがあれば、それによって店舗を知った人たちがロゴや看板を記憶し、名前を知り、来店するといった流れを作ることも可能です。

ロゴ、看板、繁盛する飲食店の共通するデザインとは

多くの店舗で採用されている看板やロゴですが、繁盛する飲食店の看板やロゴには共通するデザインがあることを知っているでしょうか。

差別化

何を提供しているお店なのかがわかりやすく、周囲の看板に埋もれてしまわないようなデザインで周りと差別化することで、視認性を高めています。ほかの飲食店などの看板と似たようなデザインや配色では、印象に残ることなく来店につながらなくなってしまうからです。

シンプル

店舗を宣伝したいがためにあれもこれもと多くの情報を発信したい気持ちはありますが、欲張ってはマイナス効果です。誤解を招かないためにも内容は吟味し、どこにも負けない、ここだけは伝えたいといった部分を一目で理解できるようにシンプルに表現しましょう。

インパクト

インパクトというと、奇抜な配色やデザインが思い浮かびますが、目立たせるところとそうでないところのメリハリを心がけるという意味となります。文字を立体的にして強調したり、一部分だけ配色を変えたりなどの工夫で目立たせることが可能です。やりすぎないということがポイントです。

カラー

視覚の中でも色が与える影響は大きなものがあります。店のブランドやコンセプトを伝えるのに一番ふさわしいカラーは何なのかを考えて選びましょう。色が持つイメージには次のようなものがあります。

系統 印象
暖色系 赤・オレンジ 熱さ、力強さ、元気、にぎやか、食欲をそそるなど
アースカラー グリーン・ブラウン 自然、健康、癒し、落ち着きなど
パステルカラー 青・水色 さわやか、清潔、涼しさ、かわいさ、ポップなど
無彩色 黒・グレー・白 シック、高級、クール、おしゃれなど

上記の4つのポイントをおさえた看板やロゴが、繁盛する飲食店で採用しているデザインとして共通することといえます。つまり、シンプルでありながら、他と違うインパクトをもっていることが視覚的に印象に残りやすく、集客につながっているということになります。それは自店舗をうまくブランディングできているという意味となるのです。

繁盛する飲食店のロゴや看板の特徴

それでは、上記で説明したデザインを取り入れると、看板やロゴにはどのような特徴があらわれるのでしょうか。

ロゴを入れた看板や備品

認知度の向上、識別性、視認性を考慮すると、お店の名前やロゴを看板や、店舗のさまざまな備品に取り入れることにつながります。デザイン性のよい看板やロゴは見た人に強烈な印象を与え、記憶に残りやすくなるため、店舗のブランディングに欠かすことができないと考えるからです。店舗のなかだけでなく、HPやSNSにもそれらのロゴなどがちりばめられるといった特徴があります。

コンセプトが伝わりやすい

ライバル店の多い繁華街などでは、他店と変わりばえしないデザインでは、どうせ似たようなお店と考えられてしまいます。魚料理がうりであれば、魚の形、カフェの場合にはマグカップとソファ、野菜をふんだんに使用する料理を表現するならかごに入った野菜、日本酒の提供に力を入れているなら漢字を使用するといったように、どのようなジャンルの店舗なのか、コンセプトが伝わりやすい特徴があります。

絞られた情報

多くのことを言葉で伝えるよりも、一目で理解できる程度の情報だけを表現しています。文字をいれるにしても、長文ではなく覚えていられる文字数で、且つ、誰にでも伝わるようなわかりやすい内容に絞られています。これによって、視認性が高まるからです。  

まとめ

看板やロゴは店舗のイメージと直結し、集客に影響する大事な販促ツールです。店舗の特徴や雰囲気、なんのジャンルなのかを一目で伝えられなければ、十分な効果は得られません。ほかのお店と差別化でき、お客様の興味をひきつけられるデザインを目指し、魅力的な看板やロゴをにすることをおすすめします。

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