食べログってどうなの?掲載料金プランと費用対効果

最近食べログからの予約が少ない、もしかしてプランが安いから?それが理由とは限らない、掲載料金と費用対効果について解説します。

食べログとは

食べログは、カカクコムグループが運営するグルメレビューサイトです。2005年に飲食店をランキングと口コミで探すことができるグルメサイトとして、ユーザーの口コミと共に全国のレストラン情報を掲載するサービスとして知られています。食べログにはさまざまな機能があります。

・食べログ(レストラン)

日本全国の飲食店を検索することができます。レストランの口コミや画像を投稿するにはアカウントの作成が必要となります。口コミの採点方法は、料理の味、サービス、雰囲気、コストパフォーマンス、ドリンクの5つの項目で評価することができ、それぞれの店舗の傾向をわかりやすく伝えることができるようになっています。

・食べログまとめ

飲食店を任意のテーマに応じてリストにまとめ紹介するサービスです。都道府県や市町村別、ラーメンやカフェなどのジャンル別などのまとめ方ができるのが特徴です。ユーザーの投稿だけでなく、食べログ運営側が作成したまとめも多く存在しています。

・食べログレビュアー

食べログでは口コミを投稿するユーザーをレビュアーと呼びますが、そのレビュアー同士がレストランやお取り寄せ、コミュニティなどでコメントを投稿し、交流することができるというサービスです。

・THE TABELOG AWARD

対象期間中に食べログの総合点4.00を超えた店舗がノミネートされ、ノミネート店の中から食べログユーザーの投票で、Gold、Silver、Bronzeの各賞いずれか決定するものです。Goldは、生涯通い続けたいお店として、Silverは一生に一度は味わっておきたいお店、Bronzeは、必ず押さえておくべき名店として分類されます。

・食べログ百名店

2018年度より毎年、ジャンルごとに食べログの総合点上位100店舗を食べログ百名店として表彰しているものです。

・食べログマガジン

カカクコムの編集部による取材をもとに飲食店の紹介記事を掲載したもので、ネットニュースとして一方的に情報を配信するサービスです。

・食べログプレミアムクーポン

1店舗につき1回だけ、プレミアム会員のみ利用可能なサービスで最低20%以上の大幅割引クーポンの使用が可能です。

食べログの掲載料金プラン

食べログに店舗を掲載するために利用する場合には店舗会員登録が必要となります。店舗会員は無料会員と有料会員の2種類があり、利用可能なプランが異なります。

・無料プラン

  • 店舗ページの編集
  • 食べログネット予約
  • クーポンの発行
  • アクセスデータの閲覧
  • Tポイント発行

店舗所在地や営業時間などの基本的な情報の掲載や編集、店舗からのメッセージを掲載することができます。食べログは他のグルメサイトに比べて無料会員でもできることが多く、充実したページを作成することができます。

・有料プラン

有料プランでは、月額の掲載料の他に食べログを経由して予約したひとにかかる従量料金があります。予約1人につき、ランチで110円(税込)、ディナーでは220円(税込)となっています。その他に検索結果での優先表示、近くの店としてのバナー表示、トップページ表示、食べログで予約が増える時間帯に優先的に店舗を表示、店舗の詳細ページに表示できる写真の追加、口コミの管理、食べログ掲載効果の分析、店舗情報の入力や修正を食べログ側で代行するなどの機能が追加されます。

◇ライトプランS(11,000円)

  • 写真枠の追加
  • お店のこだわり欄の追加
  • 口コミ管理
  • その他の広告ブロック
  • 検索結果ページの写真選択
  • 食べログから直接予約機能
  • ポイント機能

◇ベーシックプランS(27,500円)

  • 写真枠の追加
  • お店のこだわり欄の追加
  • 口コミ管理
  • その他の広告ブロック
  • 検索結果ページの写真選択
  • 検索結果で優先表示
  • 近くのお店バナーの表示
  • 食べログから直接予約機能
  • ポイント機能

◇プレミアプ5プランS(55,000円)

  • 写真枠の追加
  • お店のこだわり欄の追加
  • 口コミ管理
  • その他の広告ブロック
  • 検索結果ページの写真選択
  • 検索結果で優先表示
  • 「近くのお店」バナーの表示
  • トップページバナーの表示
  • 食べログから直接予約機能
  • ポイント機能
  • ゴールデンタイム集客サポート(※プレミアム10プランSでは週に7枠利用)
  • 管理サポート

◇プレミアム10プランS(110,000円)

  • 写真枠の追加
  • お店のこだわり欄の追加
  • 口コミ管理
  • その他の広告ブロック
  • 検索結果ページの写真選択
  • 検索結果で優先表示
  • 「近くのお店」バナーの表示
  • トップページバナーの表示
  • 食べログから直接予約機能
  • ポイント機能
  • ゴールデンタイム集客サポート(※プレミアム10プランSでは週に14枠利用)
  • 管理サポート
  • ゴールデンタイムでの露出がさらに増えます。

上記のように、プランによってできることが少しずつ増えていきます。それでは、高いプランを選択すれば予約や集客につなげることができるのでしょうか。

※プラン内容は2023年6月26日時点のものとなりますので、詳細は食べログの公式ウェブサイトを参照ください。

食べログの費用対効果はどうなのか?

多くの飲食店では集客のために食べログを始めとするグルメサイトを利用、または検討しているでしょう。多くの販促費を払う効果があるのかどうか、それは掲載料と集客効果のバランスで決まります。広告費用 − 売上アップ高 = 費用対効果、まずはこの計算でプランなどを見直す必要があります。もしかすると、無駄に掲載料を払いすぎている可能性があるからです。高いプランであれば、食べログ内での露出は増えますが、それが直接的に集客につながるかといえばそうとは限らないというのが近年の傾向です。その理由として下記が挙げられます。

・SNSが主流

今や誰でも使っているSNS、多くの人が情報収集として利用しています。つまりSNSを広告宣伝に利用しない手はないということになります。無料で使えるだけでなく、SNSには拡散力があります。ひとたび注目されることがあれば、あっという間に多くの人に知れ渡るということもあります。時代の流れに遅れることは、集客のチャンスを逃しているともいえるのです。

・サイト内検索の減少

上記で説明したように、SNSが主流のいま、サイト内での検索が年々減ってきているのが現実です。それと同時にGoogleビジネスプロフィールが登場したことも要因となっています。飲食店を検索する際に、場所やジャンルだけといったアバウトな検索ワードに対して、地図上に周辺エリアの情報が表示されるものです。ユーザーは食べログにアクセスして検索する必要がなく、Googleが表示してくれるようになったということになります。

・グルメサイトの多様化

今や多くのグルメサイトが存在します。形や方法を変えてさまざまなアプローチをおこなっています。食べログだけがグルメサイトではないという中で、ユーザーはたくさんの情報の中から自分に合ったものを選択する時代となっているということになります。

上記のように今は食べログ以外でも飲食店の情報は得ることができるのです。掲載料金に多額の費用をかけて露出を増やしたからといって、それが必ずしも集客や予約につながるとはいえないことがわかります。費用対効果は状況によって変わってくるといえるでしょう。

食べログの効果を最大限に活かす方法

SNSが情報源であったり、他のグルメサイトがでてきたりということになると、もはや食べログの効果はないのでは?と感じるかもしれません。しかし、条件や要因によって変化するものであり、はっきりと効果がある、効果はない、とはいえません。食べログのユーザーをターゲットとするならば、なによりも口コミが重要なポイントとなります。失敗しないお店選びとして口コミを参考にするため、3.5以上の評価を得ることで参考にする人も増えるということになります。

まとめ

情報社会の中で、自分が必要とする情報をユーザーが選択する時代、掲載料に多額の費用を払うのか、無料のSNSを利用して集客を試みるのか、飲食店のジャンルやターゲット、現在の店舗の経営状況などによって使い分ける必要があるのではないでしょうか。
 

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