飲食店の集客効果、食べログとGoogleマップ（ビジネスプロフィール）ならどっち？！を解説します。
食べログとGoogleマップ（ビジネスプロフィール）の違い
飲食店において食べログなどのグルメサイトとGoogleマップを利用したビジネスプロフィールでの集客ではどちらが効果があるのでしょうか。近年では、さまざまな集客方法があり、複数の方法を活用している飲食店も多くみられます。いま注目を集めているGoogleマップによる集客と食べログの違いを確認しておきましょう。
食べログ
飲食店やレストランなどのグルメ情報を検索できるサイトです。グルメサイトとは、飲食店を探しているユーザーと飲食店をつなげるプラットフォームです。
サイトにアクセスしたうえで、お店を検索したユーザーが飲食店の店舗情報を閲覧できる仕組みです。さらにグルメサイトには、口コミ型とガイド型があります。
口コミ型とは、食べログが採用しているもので、実際のユーザーによる店舗の評価や感想などの情報によってサイトが成り立っています。ユーザーは、それらの口コミや評価などを参考にして飲食店を選ぶこととなります。
食べログでは無料で掲載できるブランから有料のプランまでが用意されており、プランによってできることが変わってきます。Web予約の受付やクーポン発行ども可能で飲食店の多くが有料でお店の情報やクーポンを掲載し、販促ツールとして活用しています。
食べログに掲載するメリット
- クーポンの発行、有料集客サービス
- 有識者や専門的なユーザーによる詳細な口コミが多い
- 無料プランから有料プランまで選ぶことができる
Googleマップ（ビジネスプロフィール）
お店を検索する際に、場所やジャンルだけといったアバウトな検索ワードに対して、Googleマップに周辺エリアの情報が表示されるものです。利用は無料で登録可能な情報は自店舗の営業時間や住所、店内や料理の写真、ホームページなどです。飲食店の経営者が口コミに返答したり口コミを管理したりすることもできる仕様となっています。店舗の多くの公式情報が情報が検索結果として掲載されることから新規の集客に有効な手段といえます。一方で、ユーザーによる投稿も可能で自動的に作成されることもあります。飲食店にとってはぜひ利用したいサービスといえます。
Googleマップ（ビジネスプロフィール）に登録するメリット
- 無料で利用できる
- ホームページの作成ができる
- ユーザーの行動を分析することができる
最近の傾向
上記でみるようにそれぞれの特徴から違いがわかります。飲食店では無料で利用ができるGoogleマップ（ビジネスプロフィール）が一気に存在感を高めています。
一方で掲載料がかかるグルメサイト離れは進行しているという現状があります。2022年の食べログ裁判なども影響してか、ユーザーの信頼度もGoogleマップの方がたかくなっています。しかし予約はグルメサイトの利用が一番多くみられ、Googleマップでの利用率は低い状態となっています。つまりユーザーは、食べログとGoogleマップを使い分けているということがわかります。
費用対効果
多くの飲食店では販促としてさまざまなWeb集客をおこなっています。近年ではSNSを活用する場合も多く、それらはGoogleマップ同様に無料で利用できます。
食べログのように費用をかけることで、実際に効果があるのかどうかは、掲載料と集客効果のバランスで決まります。広告費用 − 売上アップ高 ＝ 費用対効果で計算できるでしょう。掲載料を払いすぎている場合には費用対効果は低くなってしまいます。無料で利用が可能なSNSやGoogleマップでは、広告費用がかからないため費用対効果は高いということになります。
食べログとGoogleマップ（ビジネスプロフィール）効果があるのはどっち？
食べログはユーザーが減っているという現状があり、無料のSNSやGoogleマップに移行する飲食店もあるかもしれません。しかし予約では根強い人気があります。
ユーザーは条件や要因によって変化するものであり、さまざまな理由で使い分けをおこなっている可能性があります。そのため、どちらが効果があるのかを明確に判断することはできません。飲食店は、どちらにもそれぞれに特徴と良さがあることを理解し、ジャンルやターゲット、現在の店舗の経営状況などによって両者を使い分けることで効果を得られる可能性があります。
まとめ
飲食店にとって新規の集客は経営に関わる重要な課題です。Web集客が一般的となっていますが、SNSでは既存の顧客には効果的ですが新規には届きずらいというデメリットがあります。
食べログをはじめとするグルメサイトは費用がかかる場合があり、費用対効果が気になるところです。それらを解決するための方法として注目されているのが費用を抑えて新規の集客効果が高いMEO対策です。マップエンジン最適化とよばれ、Googleの検索結果上にあるマップに自店舗の情報を表示することができます。
今いる場所で店舗を探したいという新規の顧客にアプローチすることができる方法として有効です。さまざまな情報をユーザーが選択することができる社会では、必要なものを見極めてうまく使い分けることがポイントとなります。
